【私の旦那は外国人】困った人を助けるちょっと温かいお話
【私の旦那は外国人】フィリピン人旦那との日常を綴るブログです。皆様ご訪問ありがとうございます。今回のテーマは『困った人を助けるちょっと温かいお話』です。
昨日フィリピン人旦那と一緒に、お昼ごはんを食べに行きました。
ご飯を食べていると、店内に明らかにお金に困ってそうな方(おそらくホームレスの方)が入ってきて、きっとご飯を恵んでもらおうとしてたんだと思います。驚くかもしれませんが、私の住む南の島ではこの様な方がちょくちょくいらっしゃるんです。
その方が店内をうろついていると、お食事中の1人の男性が自ら声をかけていました。声をかけた男性は、格闘技系のスポーツをされている方で、島ではかなり有名な方だそうです。
スポーツマンの男性は、お金に困った方に、進んでご飯をご馳走していました。一緒にレジに行き、お弁当や飲み物を買ってあげていました。
上手く言えないのですが、凄い光景ですよね。
私は「なんか小汚い人が店内に来たな。嫌だな」と思ってしまった自分をとても恥ずかしく思いました。フィリピン人旦那は何とも思わなかったそうです。
スポーツマンの方はお金持ちだからとか、人に良く見られたいからとか、そういう気持ちは一切なく、お金に困った方の助けになりたいと思ったのでしょう。
考え過ぎかもしれませんが、自分が格闘技を続けてこられたのは、多くの方の支えがあり、感謝している。だからそれを少しでも還元したいと思っているのかと、その行動から感じ取ることができました。
実はスポーツマンの方は、フィリピン人旦那と面識があり、後で話をしたら、とても誠実で親切なお人柄でした。海外に行って試合ができる程スポーツで成功し、お金も地位もあるでしょう。しかしどんな立場になっても変わらず謙虚で、どんな立場の方にも平等に接する姿に心を打たれました。
私の住む南の島は、困った人を助ける文化が、かなり浸透していると感じます。キリスト系の宗教が信仰されている事もあるでしょう。大家族で、支え合いながら生きていく文化も影響しているのでしょう。フィリピンも同じようですね。